神田神保町、蕎麦屋「満留賀」を訪ねてみた。







三代目ご主人の河合弘隆さんにアテンションプリーズの蕎麦屋の画像を見て頂いた。

店は15年ほど前にビルに建て替えたが「満留賀」がロケ場所であったことを確認。

ここが榊原やよいの実家の蕎麦屋だった!




「満留賀」二代目 河合博さんと女将の河合芳江さんに当時の話をお聞かせ頂いた。



第16回放送では美咲洋子(紀比呂子)が蕎麦屋の店員として働くが、

その画面から見るとお店はあまり広くない印象。

しかし実際はかなり大きな店で画面の更に奥にも客席が広がってたいたそうだ。

この蕎麦屋がロケ地に選ばれたのは老舗の蕎麦屋という設定で

撮影場所を探していたことによるもの。

榊原やよい(麻衣ルリ子)の両親役には水戸黄門の佐野浅夫と

青春ドラマなどに多数出演している近松麗江。



榊原やよいと美咲洋子が蕎麦屋に着く、榊原やよいの両親が出迎える、

店内の風景、休む二人、そして訓練のつもりで店員として働く美咲洋子、

丁重に接客に驚く蕎麦屋の客たち、これらは計33カット。



関山百合の実家での撮影は5分半のシーンを撮るのに1日以上かかっている。

榊原やよいの実家そば屋編は6分20秒、撮影に丸一日以上はかかったのでは?

とお聞きしたところ、ロケはお店を休業して行ったわけではなく、早朝から撮影をスタート、

営業開始の時間、お昼前に撮影を終えスタッフ・出演者ともにすぐに帰って行ったとのこと。

やはり監督によって凝ったり、早かったりと、いろいろな撮り方があるのだろう。

関山百合の実家編の監督は金谷稔。この回の監督は竹林進である。




外観の撮影位置はこのあたりか。当時、隣はまんじゅう屋さんだったとのこと。



美咲洋子が蕎麦を出してくれない代わりに三代目女将が

CAにも似た物腰柔らかな応対。明治43年創業「満留賀」 せいろ500円。

場所は地下鉄神保町駅または九段下駅から徒歩2分。Googleマップ編にも記載。



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